RADIO BERRY-76.4FM
B★BOX 2012/1/23 18:16/どんなときも。/松下優也
ホームに戻るひとつ前に戻る
ON AIR LIST-過去の曲検索
radiko
RADIOBERRY INFO リクエストメッセージ コンサート ゲスト情報
DJ・パーソナリティ紹介 タイムテーブル ライブカメラ スタジオカメラ

SA・KU・RA FM/伝えたい言葉〜63文字の絆〜
2011/11/30
*第33回*
SAKURA FMでは、
あなたからの「63文字のハートレター」を募集しています。

勝山パークブリッジにある「むすびの鐘」にちなんで、63文字。

家族、友達、恋人など大切な人に、日ごろなかなか言えない言葉を
63文字の手紙に書いて伝えてください。
SAKURA FMのHPのメッセージフォームから。
FAXは028−638−7600
です。

―あなたの 伝えられなかった想いが 届きますように。―
今日は、学校にまつわるハートレター。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





*君と一緒に帰り始めたのは小学校六年生のとき。
 君は友達とケンカして逃げてきたんだよね。
 私を一番に頼ってくれたことが嬉しかったよ。




        
  From・・・富山県砺波市立庄西中学校 2年生の女の子








*今日も学校だ。
 2時間の通学路はしんどい。
 「おはよう。」
 学校に行くと28人の笑顔が迎えてくれる。
 私も笑顔になる。
 今日も一日頑張ろう。



                 

From・・・神戸朝鮮高校 2年生の女の子








*帰っているとき
 自転車から転倒してしまったとき
 君が手をかしてくれた。
 手をかしてくれたから希望が生まれた。
 僕は見捨てられてないんだ。




 
    From・・・富山県砺波市立庄西中学校 2年生の男の子






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたは学校好きでしたか?

私は小学校5年生まで 学校というものが大嫌いでした。


今でいう いじめにあっていて

いまでこそ「いじめ問題」なんて言いますけど
当時は「いじめ」なんて言葉そんなに世の中に出てなくて
自分でも「いじめられてるんだ」なんて思ったことなかったんですけど

今思えば 下駄箱のところで殴られたりけられたり

ちょっとでも触れると ばい菌扱いされたり

毎日泣いてました。

小学校3,4年生の担任はそれを見てみぬふりをしていたんですけど

5年生の担任の永宮先生という女性の当時まだ20代後半か30代くらいの先生だったんですけど

永宮先生が変えてくれたんです。

私 小学校5年生の時 入院するほどアトピーがひどかったんですけど

クラスのいじめっこの男子のひとりが昼休みに黒板に私の似顔絵を書いて

その顔にぽつぽつって斑点を書いたんです。

私顔もアトピーがひどくて目も開かないくらいでしたから

誰が見ても私だってわかりました。


それを永宮先生がみて

大激怒したんですね。


教室の隅で 昼休み中ずーっと彼を叱っていました。

昼休みが終わって みんな机についても先生はずっと彼と話していて

それから授業の時間をつぶしてみんなの前でこう言ったんです。


「おみさ ○○君のこと 許してくれるかな?」


私は何がなんだかわからなくて

ただただ蚊のなくような声で


「はい」


としか言えませんでした。


そしたら先生は


「すごいね。すごいことだよ。

おみさは何年も辛い思いさせられてたのに

はいって 一言 許してくれたんだよ。

それってすごいことなんだよ。

おみさ えらいね。」


って。


誰も私のことなんか 本気で考えてくれないと思ってた

自分のこと えらいね。なんていってくれるひと

この世にいないと思ってた。


その日から 教室が変わりました。

いじめがぴたっとなくなって

永宮先生も私のいいところたくさんみつけてくれて

「おみさっておもしろいね。」

ってみんなの前で言ってくれたりして

どんどんまわりが変わっていったし

自分も変わっていったんです。


あのとき 永宮先生に出会ってなかったら

私は一生 うつむいたまま生きてたかもしれない。


たぶん 私は永宮先生に 一生感謝して生きていきます。




SAKURA FMでは、「63文字のハートレター」を募集しています。

SAKURA FMのHPからお待ちしてます。

―あなたの 伝えられなかった想いが 届きますように。―



伝えたい言葉〜63文字の絆〜バックナンバーへ戻る


SA・KU・RA FMトップページへ戻る